代表挨拶

「投資はむずかしい」――百戦錬磨のベテラン投資家であっても、この嘆き節が消えることはない。毎日がため息の連続。「何で思い通りに動かないんだ!」パソコンに向かって怒鳴りつけ、猫に八つ当たりしてみたりする。そんな不毛な日々が続いている。「自分のやり方は間違っているのか・・・」。

多くの投資家は「投資は技術」と勘違いしている。何か儲かる手段・方法があれば、半永久的に儲かると思いこんでいるのだ。いわゆる「必勝法」の類である。

確かにそのようなものがあれば、儲かるチャンスは一段と広がるだろう。しかし、儲けるためには「技術」だけではダメであり、もうひとつの要素が不可欠なのだ。
それは「精神力」である。たとえ最強の武器を保有していたとしても、それを使うだけの精神力がなければ「宝の持ち腐れ」ということだ。最強ランチャーを持っていても、敵前で怖気づいては意味がないのである。

当社の運用は、まずは「相談」から始まる。「どれくらいの資金があって、どれくらいのリターンを期待するのか?」さらには「どれくらいの損失なら許容できるのか?」――投資顧問に運用を依頼する人で、ハナから損失を期待する人はいない。しかし、相場は刻々と変動しており、瞬間的な損失は避けられないのだ。「投資に100%はない」ということだ。

その大前提を理解した上で、「作戦会議」を行う。十分な準備をした上で、相場という魔物に挑むのだ。そして自身の精神構造を理解し、ミスマッチの運用手法を避ける。「持続可能」でなければ、せっかくの最強兵器も無用の長物と化してしまうからだ。

当社設立の目的のひとつは、「投資家が相場を気にしないで過ごすことができる」というものである。どうしてもマーケットに参加する人は、相場の値動きに一喜一憂してしまう。自分の資産の増減に神経をすり減らし、人生の有益な時間を無駄に過ごしてしまうのだ。だから当社はいずれ「黒岩ファンド」の設定を目指している。投資家が日中取引に忙殺されないよう、「ファンド」という形態によって資産運用を代行するのである。これからの当社の発展に是非期待していただきたい。